2021/08/21 17:04

「うわっ!からっっ!!!」

全身発汗⁉︎額にじんわりと汗!火をふく方もいらっしゃる…

顔色全く変わらず…お水を飲まず…な方もいらっしゃる…

ラムは得意じゃないけど、激辛はダメなんだけど、ラムスパイスカレーはOK!な方もいらっしゃる…

今日は、ラムスパイスじゃないのにしよっ…なお客様も?
次は ラムスパイス…⁉︎(笑)

ブラウン系王道の艶やかさ…
味わいはじわりと 辛く!深く 芳醇に…
際立つ香り高く…広がる風味豊かに…

油脂は控えめ …シンプルに…
ぼってり感なく…グレービーにせず…
ラムスパイスならではの 大人の辛さの極み。

「ラムスパイスカレー」この味わいを過去に振り返った 先代の記録から

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昭和41年 東京 A会館において …ある山岳会が開催した
「ネパール王国による返礼のディナー」

この時のマトンカレーのあまりの芳醇さに驚いた…

この山岳人が集った「記憶の味」が ラムスパイスカレーの原点である。

あれから 二十年来、ネパール各地で味わった多くのマスウ タルカリと
脂使いを別とし、二、三のスパイスと作り方によって
如何にして マトンを シバの味わいとするか としたもの。

仏教 然りヒンドゥーの祭事に纏わる儀式に羊 山羊を観て
マトンと云っても羊 山羊の総称。余すことないそれぞれの調理法が発達した食卓からも

カレーの権現にあるのがこのマトンと考えて居る。 (簡略)

(他、チキン コールマン ベジタブル ……etcと続く)

平成7年、7月

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元より、 アジアの歴史背景や 食文化への尽きない興味からの「料理好き」が
昭和も終わる頃からのカレー屋人生の中で
ヒマラヤを望むネパールを訪れる度に 街や農村、山岳地帯…各地で
自身が体験して感じたこと、自分の目線で見つめた食事が 「カレー」となって

仕込みの向こうの語りは、多くのエピソードと共に…

今に受け継ぐ元祖系シバカレーの味わいは、先代の食物誌から構成されています。

「ラムスパイスカレー」は今も相変わらずカレーの話題を盛り上げる存在です。

辛いものを語られる方…
代謝UPな気分の方…

そして…今日はシバカレー!な…ラムスパイスカレーをお召し上がりにご来店の方のためのシバの代表格は
これからも芳醇に♪ 深く…心震わすしびれる激辛でありたい…‼︎

ラムスパイスカレーをはじめ シバのグランドメニューは、スタイルはブレることなく…
ドンピシャな食べ合わせも^ ^目下、研究中です!